TOPへ

耳たぶが割れてる・耳が裂けた(裂けそう)

耳たぶが裂ける・割れている原因

耳たぶが裂ける・割れている原因

ピアスが服などに引っ掛かった

勢いよく服を脱いだ時、セーターなど重さのある服を着た時など、ピアスが衣類に引っ掛かって耳たぶが裂けるということがあります。

重いピアスをよく付けている

ピアスは比較的小さな装飾品ですが、多少なりともピアス穴に負担がかかります。特に重みのあるピアスをよく付けている場合、その重さによって徐々にピアス穴が裂ける、耳たぶが割れるということがあります。
少しずつ裂ける・割れるため、通常痛みや出血はありません。

ピアスの穴が化膿したまま
着用し続けた

ピアス穴が化膿している時には、ピアスの使用を中止しましょう。化膿したままピアスを使用すると、傷が広がり耳たぶが裂ける・割れることがあります。
ファーストピアスを装着してる期間も、化膿には十分に注意しなければなりません。

縁に近いところにピアス穴がある

耳たぶの縁近くにピアス穴をあけている人は、少しの力で耳たぶが裂けてしまうということがあります。

金属アレルギー

金属アレルギーの方が金属を含むピアスを使用していると、アレルギー反応として皮膚炎が起こります。炎症を起こした皮膚は弱っていますので、少しの力で耳たぶが裂ける・割れる可能性が高くなります。
金属アレルギーをお持ちの方は、金属を含まないピアス、金属アレルギーを起こしにくい金属が用いられたピアスを使用することをおすすめします。

生まれつき

ここまでピアスによって耳たぶが裂ける・割れる例をご紹介しましたが、先天的に耳たぶが裂けている・割れているケースも存在します。
お母さんのお腹の中で、赤ちゃんの耳は妊娠1カ月~2カ月くらいで完成しますが、この時に何らかの原因によって耳の形成がうまくいかず、耳たぶの先天的な裂け・割れが生じることがあります。痛みや出血、聴力異常などはありませんが、親御様が、あるいは成長するにつれご自身が、見た目の問題にお悩みになることが多くなります。

耳たぶが割れている・裂けている
=「耳垂裂」といいます

耳たぶが割れている・裂けている=「耳垂裂」といいます耳たぶが割れている・裂けていることを、医学用語で「耳垂裂(じすいれつ)」と言います。
耳垂裂は、先天性のものと、主にピアスを原因として起こる後天性のものに分けられます。

先天性の耳垂裂

胎児期に何らかの原因によって耳の形成が不十分となり、耳たぶが割れた・避けた状態で生まれてくることがあります。割れ方・裂け方はさまざまであり、一見してほとんど気にならないものから、はっきりと割れ・裂けが認められ目立ってしまうものまで存在します。

後天性の耳垂裂

もっとも多いのが、ピアスに関連した耳垂裂です。
その他、事故などに遭い偶然耳たぶが割れた・裂けたものも、後天性の耳垂裂に含まれます。

耳が裂けた「耳垂裂」を
放置するとどうなる?

耳が裂けた「耳垂裂」を放置するとどうなる?後天性の耳垂裂で傷を伴うものは放置していると感染・炎症・化膿などのリスクが増大します。また傷が自然に治った場合も、瘢痕として目立ってしまう可能性が高くなります。
さらに瘢痕化した場合、そのまま単純にくっつけるということはできず、瘢痕部を切除した上で縫合する必要が生じます。

耳たぶが裂けたらどうする?
耳垂裂の治療方法

自然には治りません

後天性の耳垂裂の場合、裂けた部分の出血が止まり、傷が自然に治るということは期待できますが、耳垂裂自体が自然に治る(避けた部分がきれいに元通りになる)ということはありません。
耳垂裂そのものを治すためには、手術が必要になります。また先述の通り、瘢痕化してしまうと瘢痕部の切除をした上で縫い合わせる必要が生じます。
傷が落ち着いてから受診するのではなく、異常に気づいた時点で、当院にご相談ください。

手術の方法

耳垂裂の手術には、以下のような方法があります。状態に応じて、適切な術式を選択します。
なお、きれいにくっつけるためには、瘢痕化していない場合でも、わずかではありますが皮膚を切除し傷口の形を整える必要があります。
当院では、日本形成外科学会専門医医・形成外科領域指導医である院長が、適切な術式の選択、丁寧な手技、極細の糸の使用によって、整容面にも最大限配慮した手術を行います。

直線法

裂けたラインに沿って、直線的に皮膚を切除し縫い合わせます。
切除する皮膚の量が少なく、左右の耳たぶで差が出にくいというメリットがあります。

Z型形成術

傷口の形を整え、さらに横方向に小さな切れ込みを入れ、皮膚片を入れ替えて縫い合わせます。
ひきつれがある場合も、きれいに仕上がります。

W形成術、YV形成術

もっとも一般的に行われる耳垂裂の手術法です。
VまたはWの形に傷口の両側を切除し、縫い合わせるという方法です。
傷跡が目立ちにくいというメリットがあり、当院では主にこの方法で手術を行っています。

耳垂裂手術後の経過とリスク

手術後の経過

手術後、一時的な腫れ、赤みなどが生じます。治癒の経過で生じる反応であり基本的に心配ありませんが、異常を感じた時、長引く時には、すぐにご相談ください。
その他、血種・糸の露出・肥厚性瘢痕・ケロイドなどが生じた場合には、適切に対応・治療いたします。

腫れ

手術後、1週間ほど腫れが続きます。

血腫

稀に血種が生じ、その除去が必要になることがあります。

糸の露出

吸収糸が露出した場合、抜糸します。

赤み

4~6カ月ほど続きます。

傷跡

肥厚性瘢痕・ケロイドが生じた場合には、内服、注射、局所療法で対応します。

左右差

正常な方の耳たぶと比べると、やや小さくなります。しかし両方の耳たぶを同時に他人から見られることは少なく、左右差は気にならないレベルとなることがほとんどです。

費用

保険診療

メニュー 料金(3割負担)

先天性耳垂裂・片耳

31,500円程度

自費診療

メニュー 料金(税込)

片耳

55,000円