- クマ取り手術とは?アプローチできるクマ・たるみの原因
- クマ取り手術の種類と方法
- 目の下のクマ取り手術におけるデメリット・リスク
- クマ取り手術のダウンタイム
- クマ取りで脱脂のみ行ったら失敗・後悔する?
- 費用
- よくあるご質問
クマ取り手術とは?
アプローチできるクマ・たるみの原因
クマの種類には皮膚のたるみと膨らみ・溝による黒クマ(影クマ)、色素沈着を原因とする茶クマ、血行不良を原因とする青クマがあります。
このうち黒クマ(影クマ)については、手術による改善が見込めます。
目の下の皮膚のたるみや膨らみ・溝、つまり黒クマの原因としては、以下のようなものが挙げられます。
原因①眼輪筋の衰え
目のまわりを囲っている眼輪筋は、目が開く・閉じる動作をサポートします。この眼輪筋が加齢などによって弱くなると、目の下の皮膚にたるみが生じます。
原因②眼窩脂肪の下垂
眼窩脂肪とは、目のまわりにある脂肪組織です。眼窩脂肪は、加齢とともに膨らんだり、垂れてしまったりします。これにより、目の下の皮膚にも、たるみが生じるのです。
クマ取り手術の種類と方法
経結膜脱脂術
まぶたの裏側の結膜を切開(5~7mm)し、目の下の余分な眼窩脂肪を切除します。
切開を加えるのはまぶたの裏側の結膜であるため、傷口は外からまったく見えません。手術後の腫れも少なく、直後からメイクが可能です。手術は約20分で終わり、腫れ・内出血といった症状も1週間程度で落ち着きます。
適応となる方
- 頬の上の膨らみが保たれている方
- ティアトラフ(膨らみの下の溝:眼頬溝)のへこみが少ない方
脂肪注入
患者様ご自身から採取した脂肪を、目の下に直接注入する方法です。ご自身から採取した脂肪を使用するため、アレルギー等の副作用が起こりにくく、自然な仕上がりを再現できます。
適応となる方
- 目の下の脂肪が少ない方
- 経結膜脱脂術後、目の下のへこみが気になる方
裏ハムラ法
(経結膜的脂肪再配置)
目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を、その下のへこんでいる部分(ティアトラフ:眼頬溝)へと移動させることで、滑らかなカーブを取り戻す手術です。まぶたの裏側に切開を加えるため、傷口は外からまったく見えません。
その方本来の涙袋を強調することも可能です。表ハムラ法のように皮膚のたるみを切除する方法ではないため、ダウンタイムも短めです。
適応となる方
- 目の下のデコボコが気になる方
- 涙袋をつくりたい方、強調したい方
表ハムラ法
(切開ハムラ法)
下まつ毛に沿って皮膚に切開を加え、目の下の眼窩脂肪を、その下のへこんでいる部分(ティアトラフ:眼頬溝)へと移動させる手術です。目元の滑らかな膨らみが取り戻されます。同時に余った皮膚(たるみ)を切除することが出来る手術法です。
適応となる方
- 目の下のデコボコが気になる方
- 同時に皮膚のたるみを改善したい方
目の下のクマ取り手術
におけるデメリット・リスク
ダウンタイムがある
美容手術の中でも、目の下のクマ取りは比較的ダウンタイムの短い手術です。
しかしやはり切開を伴うものであるため、術式にもよりますが、数日~2週間ほどのダウンタイムが生じます。
痛みがある
局所麻酔をしますので、手術中は基本的にほとんど無痛です。ご希望があれば笑気麻酔や静脈麻酔を併用します。手術後には、切開・切除・脂肪注入したことによる痛みが生じます。痛み止めを処方いたしますので、基本的に心配はいりません。
目の下のシワが
増える可能性がある
経結膜脱脂術など一部の術式では、皮膚が余って小ジワが増えてしまう可能性があります。特に皮膚の弾力が低下している中高年の方は注意が必要です。
医師は皮膚の状態をよく観察し、術式を選択する必要があります。
左右差が出る可能性がある
もともと、人の顔は100%左右対称ではありません。左右のバランスには十分に配慮いたしますが、手術後に左右差が出る可能性を完全に排除することはできません。
合併症のリスクを伴う
感染などの合併症のリスクも、完全に排除することはできません。
医師の技術や経験はもとより、手術中の衛生管理、手術後のクリニック・患者様によるケアが大切になります。手術後の注意点については丁寧に説明いたしますので、ご安心ください。
クマ取り手術の
ダウンタイム
術式によって異なりますが、ダウンタイムは数日~2週間ほどです。術直後に腫れ予防のテープ固定を行います。このテープは3日間貼ったままでお過ごしいただきますが、この間もテープを貼ったまま洗顔や洗髪は可能です。
切らないクマ取り手術
所要時間 | 脱脂術:約20~40分 裏ハムラ法:約60~90分 |
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麻酔 | 局所麻酔、点眼麻酔、ブロック麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔 |
術後の経過 | 痛み:2~3日後がピーク 腫れ・内出血:1~2週間程度 めやに・むくみ:1~2週間 |
抜糸 | なし |
洗顔・入浴 | 洗顔:当日から シャワー:翌日から 入浴:1週間後から |
メイク(目元) | 脱脂術:翌日から 裏ハムラ法:上まぶたは翌日から、下まぶたは3日後から |
副作用 | 手術後の痛み、腫れ、めやに、むくみ、感染 |
通院 | 術後7日後/1か月後/3か月後 |
切開を伴うクマ取り手術
(表ハムラ法、切開ハムラ法)
所要時間 | 約2時間 |
---|---|
麻酔 | 局所麻酔、点眼麻酔、ブロック麻酔、笑気麻酔 |
術後の経過 | 痛み:2~3日後がピーク 腫れ:2~3週間程度 内出血:1~2週間程度 |
抜糸 | 施術から5~7日後 |
洗顔・入浴 | 洗顔・シャワーは手術の翌日から、入浴は抜糸の翌日から |
メイク | アイメイク以外は手術翌日から、アイメイクは抜糸の翌日から |
副作用 | 外反変形、手術後の痛み、腫れ、内出血、感染 |
通院 | 術後7日後/1か月後/3か月後/6か月後 |
ダウンタイムを
早く終わらせる方法
安静にする
身体、目を安静にすることで、傷口の治癒が促進されます。
運動・マッサージ、熱いお風呂・サウナ、目の酷使(パソコン・スマホ等)は避けるようにしましょう。
圧迫する
手術後、治療した部位の軽い圧迫は、治癒を促進する効果が期待できます。
同時に冷やすことで、より高い効果が期待できます。
冷やす
清潔なガーゼ、タオルで包んだ保冷剤などを使って、患部を適度に冷やします。
冷やし過ぎは逆効果となるので、3~5分の冷却を、1日数回行う程度に留めてください。
拳上する
安静時には、目を心臓より高い位置にします。
横になるのではなく、ソファなどに座って休むのがよいでしょう。
適宜薬を服用する
痛み止めのほか、ご希望があれば腫れを軽減するお薬もご用意しております。
クマ取りで脱脂のみ行ったら
失敗・後悔する?
クマ取り手術の1つ、経結膜脱脂術は腫れ等の副作用が少なく、人気の術式です。
しかし、経結膜脱脂術にもリスクがあること、また必ずしも経結膜脱脂術だけで十分な効果が得られるわけではないことを知っておく必要があります。
脱脂のみ行った際に
考えられるリスク
目の下がへこむ・くぼむ
眼窩脂肪を切除する手術であるため、もともとのお顔の盛り上がり・へこみの状態によっては、術後に目の下がへこむ・くぼんで見えるといった可能性があります。
陰で紫クマが強調される
まぶたの皮膚の筋肉が透けて見える「紫クマ」が、経結膜脱脂術によって目立ってしまうことがあります。紫クマの治療では、脂肪注入が有効となります。
皮膚が余ってしわが増える
脂肪だけを除去するので、皮膚が余り、しわが増えてしまうことがあります。特に皮膚の弾力が低下している中高年の方の場合は、慎重な判断が必要です。
脱脂のみで目元が
きれいになる人の特徴
一方で、経結膜脱脂術のみで十分にきれいな目元が取り戻せるという方もいます。
以下の2つの条件を満たしている方は、経結膜脱脂術をまずご検討されることをおすすめします。
皮膚にハリがある
眼窩脂肪を除去しても皮膚がたるまない、しわが増えないことが期待できます。
若い方だけでなく、これまで丁寧にスキンケアをされてきた中高年の方も、経結膜脱脂術によってご満足いただける結果が得られる可能性が高くなります。
頬が高い
頬に高さがあると、経結膜脱脂術を行っても目の下に影ができづらく、美しく仕上がることが期待できます。
下まぶたの溝(ティアトラフ)が浅いもしくはほとんどない
クマのお悩みが下まぶたの膨らみだけの方は脱脂だけでもきれいになることが多くあります。ただし年齢を重ねるとこれまで目立たなかった溝が目立つようになってくる可能性もあります。
費用
クマ取り | 脱脂 | 275,000円 |
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裏ハムラ | 440,000円 | |
表ハムラ | 598,000円 |
よくあるご質問
クマ取り手術は痛いですか?
局所麻酔、ブロック麻酔をした上での手術となりますので、手術中には基本的に痛みがありません。術後には少し痛みが出ますが、こちらは処方する痛み止めで対応できます。ご希望に応じて笑気麻酔や静脈麻酔も可能です。
クマ取り手術後はいつからコンタクトレンズを付けていいですか?
通常、1週間後からコンタクトレンズの装用を再開できます。ただし、症例によって異なりますので、別途指示があった場合にはそちらを優先してお守りください。
表ハムラ法は傷跡が残りますか?
下まつ毛に沿って切開を加えるため、傷跡はほとんど目立たなくなりますが、傷跡が無くなる訳ではありません。1〜3カ月を過ぎるころには赤みも引き、自然な目元になってきます。
表ハムラ法の腫れはいつまで続きますか?
通常、手術後2~3日が腫れのピークで、2~3週間後には落ち着きます。腫れを早く引かせるためには、安静・冷却・適度な圧迫が重要です。またご希望の方には、腫れを軽減するお薬の処方を行っております。
クマ取り手術で涙袋はなくなりますか?
涙袋を支える眼輪筋への損傷を最小限に抑えた手術を行いますので、なくなることは基本的にありません。またハムラ法を行うと、元々の涙袋の形が出やすくなります。
脱脂したあとにクマが再発することがありますか?
経結膜脱脂の効果は、かなり長く続きますが永久にクマが再発しないものではありません。切除した眼窩脂肪が再生することはありませんが、眼窩から別の脂肪が再脱出することは考えれます。また加齢などによるまぶたの皮膚のたるみによって黒クマができる、色素沈着・血行不良によって青・茶クマができるという可能性も考えられます。